イベント情報

HOME » イベント情報 » お知らせ

残そうライチョウ いしかわ動物園「種の保全グループ」の取り組み


 今回は石川県・いしかわ動物園からのライチョウ保全に向けた意気込みをお伝えします。いしかわ動物園では今年、ファミリーパークからの受精卵3卵を受け入れていただき、孵化・育雛に取り組んでいただいています。

 以下、いしかわ動物園からのメッセージです。


 いしかわ動物園では、トキやライチョウなどの鳥類や、リクガメ類などの希少種の飼育繁殖を担当する「種の保全グループ」があります。現在、ニホンライチョウの生息域外保全もこのグループが行なっています。

 
content_0b29c9b8527eb5a8c0c58f77c85de40eaadd77ec.jpg

いしかわ動物園 種の保全グループメンバー 「ライチョウの峰」の観覧通路にて
後列左より 堂前 グループリーダー、竹田 前グループリーダー、田中 技師  
中列左より 佐藤 技師、北川 専門員、木村 技師              
前列左より 美馬 園長、野田 主査、小山 技師         
 

 石川県では2009年の白山でのライチョウ再発見をきっかけに、2010年11月よりスバールバルライチョウの飼育繁殖を開始し、2011年4月には「ライチョウの峰」をオープンさせました。ライチョウの峰は白山の高山帯をイメージした展示場で、ドーム状の観覧通路を進むと、ライチョウの生息地を歩いているような気分になれます。この施設で6年間スバールバルライチョウの飼育繁殖と展示を行い、2017年からはニホンライチョウの飼育繁殖にも取り組んでいます。

 2017年には恩賜上野動物園から有精卵4個を受け入れましたが、残念ながら、孵化した1羽も4日齢で死亡してしまい孵化育すうの試みは成功に至りませんでした。その後、他の飼育施設との情報交換や飼育研修などの準備を重ね、改めて体制を整えて、2018年に臨みました。そうして6月7日に富山市ファミリーパークより3個の有精卵を輸送し、孵卵器であたためていたところ、6月13日に3羽とも無事孵化しました。初期の餌付けが重要と聞いていたので、通常の育すう飼料に加え嗜好性の高い昆虫類や、栄養価の高い桑の葉などの給餌も試行しつつ、3羽のヒナはすくすく育ち40日齢を越えることができました。
 

content_9ce6cd2d1ab04114045f4c5fbd0bac33c95846f7.jpg
3羽(32日齢)で仲良く食事をし、すくすくと成長しています。(提供:いしかわ動物園)
 

 ひとまず初期育すうは乗り切りましたが、これから幼鳥から成鳥の管理、そして来年からの繁殖に向け、私たちにとってはどれも初めてとなる、更なる挑戦が続きます。スバールバルライチョウとは少し勝手が違う部分もありますが、これまでの経験をフル活用して、いしかわ動物園もニホンライチョウの未来のため、今後も関係機関と手を携えて、生息域外保全に取り組んで参ります。


アーカイブ

開園日カレンダー

開園時間

9:00〜16:30

(3月15日〜11月30日)

10:00〜15:30

(12月1日〜2月末まで)

入園料

大人(高校生以上)
500円(一般) 400円(団体)

小人(中学生以下)
無料

年間共通パスポート
1,500円

» 入園料・開園日の詳細はこちら

お問い合せ

富山市ファミリーパーク

〒930-0151
富山市古沢254番地
TEL:076-434-1234
FAX:076-434-1208
アクセス