◆ 新展示のご紹介
◆夏からの新展示◆
レッサーパンダのツリーハウス
屋外展示場の木の上に休憩する場所を新規につくり、見やすくしました。
また、展示場でエサの竹を与える場所を増やし、エサを手繰り寄せたり、立って食べる様子をご覧いただけます。
場所:レッサーパンダ舎
エサの時間: 土・日・祝日の14:00
小鳥の庭バイキングコーナー
シジュウカラ、ヤマガラ、メジロなどの和鳥がつるした竹筒に明けた穴からエサをついばむ様子や頭上の透明な容器に設置したエサを食べる様子を下から見たり、スポイトの蜂蜜を吸う様子をご覧いただけます。
場所;バードハウス 小鳥の庭
エサの時間:13:30
カメと遊ぼう
うさぎ広場で陸ガメの一種アカアシガメとふれあうことができるようになりました。体重を量ることもできます。
場所:こどもどうぶつえん うさぎ広場
時間:平日10:30〜11:30 14:00〜15:00 土曜日曜祝日10:00〜11:30 14:00〜16:00
さわってみよう、トラの○○
トラの歯や爪の模型、ヒゲの標本などを触っていただけるようにし、トラと人の関係や体の仕組みを紹介しています。
場所:猛獣舎
キリンの骨とせいくらべ
キリンの前肢の実物の骨を展示し、キリンの大きさや体のつくりの違いを実感していただけます。
場所:獣医の展示コーナー(サル山〜イノシシ)
タンチョウで知る 羽の構造
タンチョウの羽の標本に触りながら、その構造について紹介しています。また、昨年生まれたタンチョウの成長をパネルで紹介しています。
場所:カモシカ舎 タンチョウ展示場
しましまのなぞ
パークに4頭いるシマウマ見分け方を紹介しています。
場所;シマウマ展示場(キリン展望台横)
みつけてみよう! ふれあい広場のなかまたち
ふれあい広場にいるシバヤギ、ヒツジ、ミニブタ一頭一頭の特徴を紹介しています。
場所:こどもどうぶつえん ふれあい広場
郷土の動物をふやすために
郷土動物館・繁殖センターでは郷土の動物の繁殖取り組んでいます。今回は、今年累代飼育に成功したノウサギの繁殖について紹介しています。
場所:郷土動物館前
十頭十色 パークのニホンザル
パークにいるニホンザルの見分け方とその性格について紹介しています。
場所:サル山
日本のニワトリ料理アラカルト
軍鶏鍋やきりたんぽ鍋など日本における代表的な鶏料理をエピソードをまじえて紹介しています。
場所:にわとり舎(名古屋種展示場前)
馬と人のかかわり 日々のお手入れ
毎日おこなう馬の手入れ方法と、手入れに使う道具を紹介しています。また、実際にばんばの手入れをしている時はご覧いただくことができます。
場所:うまや(ばんば舎)
よみがえれ木曽馬
春にやってきた木曽馬を農耕作業ができるように訓練しています。その訓練の内容を紹介しています。
場所:うまや(木曽馬舎)
クマさんのシャワーたいむ
ツキノワグマの夏の生活を紹介し、暑さ対策としておこなっているシャワーをおこないます。体験もしていただくことができます。
場所:クマ舎
時間:8月の土曜日曜 13:30より
◆春からの新展示◆
当園は環境省がすすめるツシマヤマネコの保護増殖計画に参加しています。昨年11月よりオス・メス各1頭の飼育を続けてきましたが、このたび、2月28日に到着したメス1頭を加えて3頭での飼育をスタートさせます。
当園での飼育展示は、直接繁殖を目指すものではなく、飼育下で繁殖したヤマネコ個体群が災害や伝染病で一度に激減することを防ぐ、『危険分散』を目的としています。
ツシマヤマネコは長崎県対馬のみに生息し、国の天然記念物、国内稀少動植物種に指定されています。現在、生息環境の悪化により危機的な状態にあり、野生下での推定生息数は80〜100頭と考えられています。
そのため、環境省と日本動物園水族館協会が連携し、飼育下での保護繁殖を開始しています。ツシマヤマネコの飼育園館は、福岡市動植物園(福岡県)、井の頭自然文化園(東京都)、よこはま動物園ズーラシア(神奈川県)に続き、4つめの動物園として富山市ファミリーパークが保護事業に参加しました。
稀少野生動物の保護に向けた動物園の取り組みを、ぜひ応援してください。
キリン放飼場には行動展示の新装置『背伸びでお食事』が加わりました。
背伸びでお食事
キリンの視線の高さを体験できる既存施設『キリン展望台』の最上部、キリンでもぎりぎりなんとか届く高さに、青草や木の葉を入れたかごを吊るしました。
背の高いキリンが、さらに思いっきり背伸びをして葉っぱを食べる姿をご覧下さい。
アムールトラの暮らす猛獣舎には、新展示『ドッキリのぞき窓』『ペロペロガラス窓』が追加されました。
『ペロペロガラス窓』は、従来の観覧窓沿いに大好物を投入する装置を付け加えることで、トラの食事風景が信じられないくらい近くで、大きな口の中の鋭い牙やザラザラした舌までも観察することができるようになりました。
また、洞くつの中で寝そべって過ごすトラの姿をより見やすくするために、新たな強化ガラスの小窓『ドッキリのぞき窓』を設けました。さわれそうなほど近くで寝そべる巨大なトラの姿にご期待下さい。
郷土動物館には新たな行動展示『木登りタヌキ』が完成しました。
意外にもタヌキは木登りが得意で、野生下でも危険から逃れたりえさを探す際に木に登ることがあります。
新展示は従来の放飼場から観客側に向けて太い丸太を斜めにせり出させ、その上をタヌキが昇り降りするしくみです。天気の良い日には木の上でお昼寝することもあるようです。
木登りの姿が見られるだけでなく、愛らしいタヌキたちを従来よりも近くで、目線に近い高さでご覧いただけます。
お隣りには昨年お披露目の行動展示『はらはらハクビシン』、一昨年にエンリッチメント大賞を受賞した『穴掘りアナグマ』がならんでいます。それぞれの動物たち固有の行動をぜひ見比べてみてください。
そのほか、プレーリードッグが頭上の空中を進む『空中穴掘り』、ミニブタやチャボ、クジャクとも触れ合えるこどもどうぶつえんの『ふれあい広場』、アメリカバイソンが格闘する『タイヤのサンドバッグ』、日本鶏と日本人の歴史を紹介する『ニワトリのきた道』、ニホンカモシカを多角的に紹介した『カモシカ解体新書』など、新たな企画が目白押しです。
今年のファミリーパーク新展示にご期待下さい。
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