ニホンライチョウの孵化について
富山市ファミリーパークでは、環境省と当園が加盟している(公社)日本動物園水族館協会が締結した「生物多様性保全の推進に関する基本協定書」に基づき、ライチョウ保護増殖事業・生息域外保全に取り組んでいます。第3期ライチョウ生息域外保全実施計画に基づき、人工孵卵によりライチョウの雛が孵化しました。今回の孵化は、当園において2024年以来、2年ぶりになります。
孵化個体について
ライチョウ 合計7羽 性別:不明(成育後、形態の違いで判別)
体重:16.5~19.5g
孵化日時 令和8年7月6日(月)11時53分に1羽目の孵化を確認し7日11時24分までに計7羽が孵化しました。
〇当園で産卵した卵から生まれた雛 6羽
※飼育下保険集団の遺伝的多様性の維持に向けた取り組み
ライチョウ舎にて雄と雌の同居により交尾、産卵。
両親:雄 血統登録番号N179(2024年当園生。野生雄の精液の人工授精により孵化)
雌 血統登録番号N200(2024年東京都恩賜上野動物園生。2025年当園に移動)
〇市立大町山岳博物館(大町)で産卵した卵から生まれた雛 1羽
※採精および人工授精を含めた繁殖技術の確立に向けた取り組み
東京都恩賜上野動物園と大町で飼育している雄から採取した精液を混合し、大町
で飼育している雌に人工授精を実施しました。その雌が産んだ卵のうち受精卵を
当園に輸送しました。
両親:雄 複数の雄の精液を混合しており、今後の遺伝子検査で判明予定
雌 血統登録番号N118(2021年当園生。2024年大町に移動)
現在の状況
雛は孵化後2週間までが特に体調を崩しやすいため、衛生管理などを徹底して育てて
いきます。今回孵化した雛以外に成鳥13羽(雄5羽雌8羽)を飼育しています。







